買い替えや家の整理で古いパソコンが出ると、普段のごみと同じように出していいのか迷うところです。高知市ではどう扱うのか、まずそこから気になります。
地域の暮らしの困りごとを扱う『とさこうちベース』のエリア担当ライター、シンタロウです。市内を車で移動する機会が多いこともあり、わたしは持ち込み先の入りやすさから確認するくせがあります。
この記事では、高知市での扱い、宅配便とメーカーの回収、周辺機器との違い、データの扱いの順に書きます。読み終わるころには、今日の一歩が決まっているはずです。
まず分けたいパソコン本体と周辺機器
処分方法を調べる前に、手元の機器が何にあたるか分けておくと話が早いです。本体とディスプレイは「パソコン」、キーボードやプリンターは周辺機器という扱い。
- パソコンとして扱われるもの
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デスクトップとノートパソコンの本体、ディスプレイです。
- 周辺機器として扱われるもの
-
プリンターやキーボード、マウス、外付けの機器などです。
わたしは実家の片づけで、本体だけ先に捨ててディスプレイが残り、結局二度手間になりました。まとめて数えておくと楽です。
高知市ではパソコンをごみに出せない
高知市の公式案内では、パソコンは市が収集しないものに入っています。パソコンはごみステーションに出せません。
同じように市が回収しないものには、テレビやエアコンなど家電リサイクル法の対象品もあります。分別表だけでは拾えないので、市の「収集できないもの」の案内を見るのが近道です。
わたしも最初は、資源・不燃物の日に出せるのではと思っていました。電化製品なら何でも出せるわけではない、これが意外と引っかかるんですよね。
宅配便回収なら家にいながら出せる
高知市は、小型家電リサイクルの認定事業者であるリネットジャパンリサイクルと連携していて、宅配便でパソコンを回収してもらえます。パソコン本体が入った箱なら一箱分の料金が無料になる、これが高知市の案内の柱です。
インターネットか電話で、リネットジャパンリサイクルに申し込みます。
本体と周辺機器を、3辺合計140センチ・20キロ以内の段ボールに詰めます。
希望の日時に、宅配業者が引き取りに来てくれます。
車で持ち込める場所を探さなくていいのは、わたしには助かります。平日は市内を回っていても、重い箱を積んで寄り道するのは億劫なので。
メーカー回収はPCリサイクルマークを見る
もう一つの公式ルートがメーカー回収です。本体にPCリサイクルマークが付いていれば無料で回収してもらえて、付いていないものは料金がかかる仕組み。
申し込むと伝票が届き、梱包して郵便局経由で送る流れです。自作パソコンやメーカーが倒産している場合は、パソコン3R推進協会という団体が窓口になります。
マークの有無で費用が変わるので、申し込み前に本体の裏や側面のシールを確認しておきます。これだけで見通しがだいぶ違います。
小型家電の収集とは仕組みが違う
高知市では月に一度の資源・不燃物の収集で小型家電を出せますが、パソコンはここに入りません。プリンターやスキャナなどの周辺機器は出せます。
透明か半透明の袋に入れて出す決まりです。本体と周辺機器で行き先が違う、ここがいちばん混同しやすいところです。
パソコン周りのものをひとくくりにしたくなりますが、高知市の線引きははっきりしています。ここで一度止まって分けると、あとは迷いにくいです。
モニターや周辺機器はどう扱うか
ディスプレイは単体でも「パソコン」の扱いなので、メーカー回収か宅配便回収に乗せます。キーボードやマウスは周辺機器として、資源・不燃物か宅配の箱に同梱できます。
まとめて処分したいときは、宅配便の一箱に本体と周辺機器を入れるのが手間が少ないです。ただし無料になるのは本体が入った箱だけ、という条件があります。
モニターだけ、部品だけを無料で出そうとすると対象外になることがあります。「本体があるか」を基準に考えると分かりやすいです。
捨てる前のデータ消去で気にすること
処分方法より先に気になるのがデータかもしれません。写真や仕事の書類が残ったまま手放すのは、誰でも落ち着かないものです。

データ消去は、出す前の自分で終わらせておくと気が楽ですよ
初期化や削除の作業は自分でできますが、完全に消えたかを保証できるわけではありません。心配なら回収先のデータ消去サービスの有無を、申し込み時に確認する形です。
わたしは念のため、初期化したうえで大事な写真は外付けに移してから手放しました。それくらいの備えで十分です。
料金がかかる場合と無料になる場合
費用は「どのルートで、何を出すか」で変わります。条件を表にしておくので、手元の機器と照らしてみてください。
| 方法 | 費用の目安 |
|---|---|
| メーカー回収(マークあり) | 無料で回収してもらえます |
| メーカー回収(マークなし) | 回収再資源化料金が必要です |
| 宅配便回収(本体を含む) | 一箱分が無料になります |
| 宅配便回収(本体なし) | 箱ごとの料金が必要です |
料金や無料の条件は変わることがあるので、表はあくまで目安です。申し込む前に公式の案内で最新の条件を確認するのが間違いありません。
事業で使ったパソコンは別の扱い
ここまで書いたのは家庭用の話です。仕事で使ったパソコンは、家庭用の無料回収の対象外になることがあります。
宅配便回収も家庭からの回収が前提で、事業所からは申し込めない決まりです。会社の備品は、会社の廃棄の流れで処理することになります。
わたしは自営なので、仕事用の古いノートは家庭用とは別に考えるようにしています。この線引きだけでも見ておくと安心です。
処分でよくある失敗と注意したいこと
見落としやすいのが、「無料回収」の言葉だけを見て申し込んでしまうことです。条件に合わないと、あとから料金を請求されることがあります。
- パソコンをごみステーションに出してしまう
- データを消さないまま手放す
- 本体なしの箱を無料と思い込む
- 許可の分からない回収業者に渡す
街を回る回収車や、許可の見えない業者への依頼は、わたしなら避けます。適正に処理されるか判断できない方法には、手を出さないほうが穏やかです。
逆に、この記事の方法が向かないのは、今日明日ですぐ手放したい場合です。宅配もメーカー回収も、申し込みから数日は見ておきます。
パソコン処分で迷っているみなさんへ
今日の夕方でいいので、手元のパソコンのメーカー名とPCリサイクルマークの有無をメモに残しておきましょう。本体の裏をめくって写真を一枚撮るだけでも十分です。
わたしも実家の片づけのとき、種類分けとデータ消去さえ済んでしまえば、あとは案外すんなり終わりました。迷っている時間がいちばん重かった気がします。
今週末、段ボールを一枚用意して本体とディスプレイを入れてみるだけで、処分の流れの半分は終わったようなものです。あとは申し込みを済ませれば、部屋の隅がひとつ広がって、探し物もしやすくなります。その小さな余白が増えたらうれしいので、まず箱から始めてみてくださいね。













