決まった曜日や時間に、継続してお子さんを預けられる方法を探している。そんな場面で、どの制度を確認すればいいのか迷う方は多いと思います。一時的な預かりと、定期的な利用に近いサービスは、対象条件も申し込み先も違います。
地域情報メディア『とさこうちベース』のエリア担当ライター、シンタロウです。わたしも外に出ることが多く、子どもの預け先の都合に何度も助けられてきました。
この記事では、高知市で確認できる保育の利用方法の違いから、対象条件、申し込み先、料金や空き状況の見方まで、申し込み前に知っておきたい点を順番に整理します。
高知市で確認できる保育の種類
まず押さえておきたいのは、高知市で「継続して」子どもを預ける方法には、いくつかの制度が並んでいることです。通常の保育所利用、一時保育、こども誰でも通園制度は、それぞれ目的が違います。
通常の保育所利用は、保護者の就労などにより日中家庭で保育できないことが前提の制度です。一時保育は緊急時や月数日の利用向け。こども誰でも通園制度は、就労要件を問わない新しい仕組みです。
- 保育所等の利用(2号・3号認定)
-
就労や病気などで日中の保育が難しい家庭が対象で、教育・保育給付認定を受けて利用します。
- 一時保育
-
週数日の仕事や急病、育児疲れの解消など、限られた日数の利用を想定した制度です。
- こども誰でも通園制度
-
就労要件を問わず、月10時間を上限に時間単位で利用できる、比較的新しい仕組みです。
一時保育と定期利用の違い
よく迷うのが、一時保育と通常の保育所利用の境目です。一時保育は高知市内の認可保育所や認定こども園が実施していますが、利用できる日数には制限があります。
週に数日だけ仕事がある場合や、通院、育児疲れの解消といった理由で使うことを想定した仕組みです。毎日決まった時間に通わせたい場合は、通常の保育所利用の申込対象になることが多くなります。
わたし自身、以前娘の通院が重なった時期に一時保育を使ったことがあります。日数の枠があると知らず、施設に相談してから慌てて調整した覚えがあるんですよね。
利用対象になりうる条件
通常の保育所利用は、原則として高知市に実際に居住し、住民登録をしている世帯が対象です。就労や病気、出産などの事情で保育が必要と認められることが前提になります。
こども誰でも通園制度は少し性質が違います。保育所等に在籍していない生後6か月から満3歳未満の子どもが対象で、就労要件を問いません。年齢や家庭状況だけで利用できると決めつけず、施設ごとの受入年齢も必ず確認しておきたいところです。
利用できる曜日や時間の目安
見落としやすいのが、利用できる曜日や時間帯は施設によって差があるという点です。通常の保育所利用は平日を中心に長時間の保育枠がありますが、一時保育は施設ごとに受け入れ日が異なります。
こども誰でも通園制度も、施設ごとに受け入れ時間の設定が違います。午前中のみの施設もあれば、終日近くまで対応する施設もある状態です。
申し込み先と時期を確認する
通常の保育所利用は、高知市保育幼稚園課(本庁舎3階308窓口)への申込が基本です。郵送では受け付けておらず、マイナポータルでの電子申請という手段もあります。
締切日は利用開始希望月の前々月末日。ここは早めに確認しておくと、当日窓口で焦らなくて済みます。
一時保育とこども誰でも通園制度は、申込先が各実施施設や専用の受付システムになる場合があり、保育幼稚園課とは別の手続きが必要になることがあります。
料金や支払い方法で見ておく点
料金の仕組みも制度ごとに違います。通常の保育所利用の保育料は世帯の所得等に応じて決まり、こども誰でも通園制度は1人1時間あたり300円以内が目安とされています。
- 保育料は世帯の所得等に応じて決まる仕組み
- 一時保育の料金は施設ごとに設定が異なる
- 給食やおやつなど実費が別途かかる場合がある
- 世帯の課税状況により減免になる場合がある
正直に言うと、料金だけを見て比べるのは難しい制度です。実費負担の有無や減免の条件まで含めて、事前に窓口や施設へ確認しておくと安心だと感じています。
施設ごとに違うルールがある
迷いやすいのが、同じ制度でも施設によって細かいルールが違うという点です。持ち物、慣らし保育の期間、受け入れ可能な月齢は施設ごとに差があります。
申込書の提出期限も、通常利用は市の締切に合わせますが、一時保育やこども誰でも通園制度は施設側の受付状況に左右される場面があります。事前に電話一本入れておくだけで、当日の流れがずいぶん分かりやすくなります。
空き状況を確認するときの手順
高知市は、認可保育所や認定こども園の欠員補充状況を一覧で公表しています。ここを見れば、施設ごとの受け入れ人数の目安がおおよそ分かる仕組みです。
高知市の公式サイトで公開されている一覧表を開きます。
クラス年齢ごとに募集人数の目安が示されています。
一覧は更新のたびに状況が変わるため、日付を必ず見ます。
一覧に出ている数字は、あくまで目安です。実際の利用調整の結果によって、希望どおりにならない場合があることも含めて見ておきたいところです。
申し込み前によくある勘違い
実は、一時保育を使えば継続的な利用に自然に切り替わると考えている方に、これまで何人か会ったことがあります。実際は別の申込手続きが必要で、審査や利用調整も別に行われます。
もうひとつよくあるのが、こども誰でも通園制度を一時保育の代わりとして考えてしまうケースです。目的も利用時間の上限も違う制度なので、混同すると当日困ることになります。

この制度とあの制度、目的が違うんです
利用できないケースも想定しておく
先に確認しておきたいのは、希望した曜日や時間に必ず利用できるとは限らないという点です。募集人数に対して申込が多い時期は、利用調整の結果として保留になることもあります。
対象条件を満たしていても、施設側の受入体制や年齢設定と合わないことも起こりえます。希望に合わない場合の代替案まで事前に考えておくと、当日の選択肢が広がると感じています。
確認先を一覧で見ておく
制度ごとに問い合わせ先が分かれているため、電話をかける前にどこへ連絡すべきかを整理しておくと、当日の手間が減ります。
| 制度 | 主な確認先 |
|---|---|
| 通常の保育所利用 | 高知市保育幼稚園課(本庁舎3階308窓口) |
| 一時保育 | 利用を希望する各実施施設 |
| こども誰でも通園制度 | 保育幼稚園課、または利用施設 |
電話で聞くときは、希望する曜日と時間、子どもの年齢を先に伝えると、話がスムーズに進みやすくなります。
このテーマで自分が最初に確認すること
わたしなら、まず高知市の公式サイトで欠員補充状況の一覧を開いて、希望する施設の年齢欄だけをさっと見るところから始めます。今日、スマホでその一覧を開いてみるだけでも、次に何を聞けばいいかが見えてくるはずです。
行き方が分かりにくい窓口や、混みやすい時間帯の窓口は、あとでいいかと後回しにしてしまいがちです。だからこそ、電話で先に曜日や年齢を伝えておくと、実際に出向く回数を減らせると感じています。
今週末、家族の予定を見ながら希望する曜日をメモに残しておくだけでも、申し込みの動きがぐっと軽くなるはずです。そんな時間になったらうれしいです。













